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タイトル |
日付 |
ひろの気の勉強会5許しのコツ |
2008/08/26 |
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ひろの気の勉強会5
許しのコツ
1.肩こりの秘密
肩がこるのは、一つには頭のマイナスの思考のエネルギーが 肩におりて来て溜まったからだと言えます。 あたまでいろいろとネガティブな事を考えると エネルギーは沈みます。その重たい沈むエネルギーが 肩に溜まっていくとこりになる場合があるという ことです。
注:肩こりは、他にも不安や神経の緊張、過労や ストレスなどからも起こります。 ちなみに首のこりの場合は、怒りの感情を悪いものとして 我慢することから来る場合も多いようです。
私が肩のヒーリングをやって来て感じるのは、 70%〜80%は取れますが、20〜30%はこりが残りがち だということです。その残った部分は、肩こりの芯であり その人の自我意識と結び付いている頑固な部分です。その頑固 な部分とは心の緊張感と「許せない」という思いのようです。
腹が立つと、怒りが湧いてきます。 がっかりすると哀しみが湧いてきます。 でもそれは、「許せない」という思いが変化したものです。 「許せない」のは私たちの自我にほかなりません。 よくあの人のせいでこうなったといって怒って愚痴を言っている ひとがいますが、そのままだとその「許せない」という自我が元で 肩がこりますよと言ってあげたくなります。でもおせっかいなので いちいち言いませんが・・・。
”肩の凝るのは、我の強い証拠である” 〜肥田春充
2.印象面の変化
ではどうすれば許せるようになるか、というと まずは出来事の印象をこのように変えてみましょう。
●許せないことをする人が目の前に現れたら 印象をこう変えます。 ”お金を出さなくても、許しの勉強ができる”と思ってみましょう。 次に”だから私は恵まれている、わたしはついている、 損をしていると思ったら、実は大変な得をしていた”と思います。 さらに〇〇さんのおかげでいい勉強ができた。 許しの勉強ができてありがたい、〇〇さんのおかげだ、 こんな幸せはない、良かったなぁ”と思います。 これでマイナス印象のリセット完了です。
3.感情面の変化と許し
印象面がプラスに変化するにつれて、相手への怒りや哀しみが 自然に消えていき、嬉しさが自動的にこみ上げてきます。 心に喜びのエネルギーが湧いてきます。 湧くエネルギーの中でも喜びのエネルギーは楽しさで心を満たしてくれます。 ハートで楽しいと感じると、喜びが湧いてきます。 この喜びのエネルギーを使って、一気呵成に勢いで 相手を全面的に許してしまいましょう。 ”まっいいか、こんな人もいるよね。” この際のポイントは、理不尽でも許す、という事です。 この方が運がつくポイントが高いわけです。
4.理不尽な場合の許しと観察力
どう考えても相手が理不尽の場合は、観察力を 総動員します。理不尽な事を言ったり、行なったりしている その言動の裏(内奥)にある本質(相手の深いところのあるもの) をよく観察し、理解した上で愛情を持って丸ごと許すようにしましょう。 これをことわざでは、”罪を憎んで人を憎まず”と言います。
理不尽な言動をする人の本質とは、例えば、 @自分自身を守りたいと思っている、自己保全欲がある。 A自分自身を良く見せたい、よく思われたい、自己顕示欲がある。 Bその人の中に、恐れている、怖がっている、傷ついている 内なる子供(インナーチャイルド)がいる。 ・・・という事がケースとしてあげられます。 @〜Bのような、相手の不完全な本質の部分も 分かっていて、それでも丸ごと受け入れる事を本当の包容力と 言います。これを言葉にすると、「まっいいか。」、になります。
本当の包容力の世界では、相手の不完全な本質を理解できても、 それを指摘したりしません。指摘するのは、批判になりやすいから です。そうなると、相手は感情的になり、かっとなり、逆上する 可能性が高くなります。ですから、相手を落ち着かせるには、 反論したり批判したりせず、「あっそうなんだ。そうなの。そうですか。」 と聞きながら優しい気持ちで愛情をもって接し、愛のエネルギーを 送ってあげることにしましょう。許し続けていれば、いつのまにか どんな相手に対してもいとおしさが湧いてくるようになるものです。
許す事は我慢する事ではありません。 喜びを持って自然に許してしまうのがいいのです。 何でも受け入れられるようになること、 なんでもOK、なんでもいい、というのが 人間として本当に楽な姿、状態です。 まっいいか、の包容力、慣用性を 身に付けると、心の緊張も解け、いつのまにか 肩がこらなくなっていることでしょう。
どうせ湧かせるなら、「許せない」という怒りではなく、 直観、ひらめき、喜びのエネルギーを湧かせましょう。 許せば許すほど、私たちには至福感という宝が手に入ります。 これこそ人生の醍醐味、生きる喜びといえるでしょう。 皆さんもたくさん許して、人生を謳歌してください。
赤嶺禮恭
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