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ひろの気の勉強会3ほめるということ 2008/08/11

ひろの気の勉強会3

ほめるということ

1.ほめるということは、人を癒すことです。なぜなら
人はほめられるとエネルギーが高まるからです。
さらに、自分のエネルギーはほめたことにより高まります。
人のいいところを見つけたら、
すかさず、「素晴らしい!」「すごいね!」
と言ってほめてあげましょう。

また、ほめるという事は、愛をこの世に生み出す行為です。
人は、エネルギー上昇がある一定量を超えると
愛の状態に入ります。

愛の状態とは、自分の力でエネルギーの源(ソース)
とつながる事ができる状態です。
つながりの意識、とも言います。

言葉で表現すると、
やったー!、わくわく、るんるん、です。
実際に喜びや楽しさが湧いてきます。
これが至福感と呼ばれるものです。

ほめることは自分にも幸せをもたらします。
ほめた時、相手の顔がぱっと輝くのを見るのは
最高の幸せですよね。与える、ということの
醍醐味を味わう事ができる瞬間です。ますます 
与える心が強くなり、喜ばれると嬉しくなります。
だからほめていれば間違いなく
自分も幸せになります。さらに良いことは、
ほめることで相手に対する
大切だなぁという思いが育ちます。

2.相手をけなした場合、これとは全く逆の
事が起きます。
人はけなされるとエネルギーが低くなります。
さらに、自分のエネルギーはけなした事によって
低くなります。
けなしたり、悪口や批判をしつづけると
お互いにエネルギー欠乏を起こします。
求める心が強くなり、エネルギーを奪い合う事に
なります。必ず心に苦しみが発生します。

ほめることは現実の肯定であり、エネルギーは
滞りなく流れますが、けなすことは現実の否定
であり、エネルギーの流れが停滞する部分が
出てくることになるからです。

3.ほめる瞑想

自分の持っている五感を最大限に活用して
ほめる練習をしてみましょう。
やり方はいたって簡単です。
五感で感じたものを素直に気持ちよく
ほめてみる、という事です。

(1)視覚・・・今見てるものは、なんて美しいんだろう、
素晴らしいんだろう、と心の中で言ってみましょう。
(2)聴覚・・・今聞いている音/音楽は、なんて美しい
だろう、素晴らしいんだろう、と心の中で言ってみましょう。
(3)味覚・・・今食べている食べ物(飲み物)は、なんて
おいしいんだろう、素晴らしい味がするんだろう、
と心の中で言ってみましょう。
(4)嗅覚・・・今かいでいる香りは、なんていいにおいなんだ
ろう、素晴らしい香りなんだろう、と心の中で言ってみましょう。
(5)触覚・・・今触っているものは、なんてさわり心地がいい
んだろう、素晴らしい手触りなんだろう、と心の中で
言ってみましょう。

こうして意識的にほめていると、世界を文字通り
変える事ができます。
正確に言うと、自分の認識を好印象に
変える事により、その人は感動的な世界に
居られるようになります。
それはつながりの強い世界です。
対象をほめる事で、対象とエネエルギーが
つながります。さらにその素晴らしさに
感動する事で、対象とエネルギーが共鳴します。

例えば、ある人が太陽の美しさにはっと目を見張り、
注目し感動したとします。
その人は太陽のエネルギーと共鳴し
確実にエネルギーが高まります。
注目はその人に高揚感を与えます。
自然におかげさまの意識にまで高まります。
こういう思いが湧いてくるかもしれません。
「太陽さんは、見返りを求めずに、つねに
暖かく全ての生き物を照らしてくれている、
なんてありがたいんだろう。」
太陽に感動する事で、自然に感謝のエネルギーが
心に湧きあがってくるのです。
こんなふうにいろんな事に感動できるように
なり、自然にありがとうございます、と
感謝できる人になります。 

さらに、より深いところにある美しさ
に目を向け、賞賛してエネルギーを
与えているうちに
その美しさは全て深いところで
つながっていると分かるようになります。
つながりの意識へと到達していくと、
森羅万象全て大切だなぁ、と思えるようになり、
自然や他の生き物に対する慈しみや思いやりが
自然にわいてきます。これが慈しみです。

なんて素晴らしいんだろう、すごいね、
と誉める人は、エネルギーをあげるね
と言って与えることができる心豊かな人です。
そんな人になれるといいですね。

赤嶺禮恭

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